2013年4月29日の日本産経新聞の経済教室に中島隆信 慶応義塾大学教授の
経済学で考える伝統文化『強み』生かす戦略を描け
が載っていました。
{これからの時代に必要なことは、
それぞれの伝統文化が明確な戦略を立てることである。
伝統という名の過去の遺産にあぐらをかき、同じことを
繰り返しているだけではいずれジリ貧になるだろう。
公益法人だからといって政府が手厚く保護してくれるという
保証はまったくない。
文化性に磨きをかけてさらなる差別化を図り、
規模は小さいながらも国内市場をがっちり守っていくか。
それとも文化性を犠牲にしても競争性を高め
国際性を推し進めていくか。
あるいは日本の伝統文化に対する海外の理解者を
増やす工夫をするか。
それぞれの文化のガバナンス手法が問われているのである。}