ボランティアで来ている人を紹介します。
彼は公共の乗り物が苦手です。
ですからどこに行くのにも自転車か歩きです。
人は昔からずっと歩いてきました。
乗り物ができたのはほんのちょっと前です。
苦手の人が中にはいるのは当たり前だと私は思うのです。
科学のスピードと人間のスピードが違うのですから。
ほかの人より何時間も前から家をでなければなりませんが、
そのかわり、とても強い足になりました。
足腰が強いという事は元気でいられるという事です。
それに自転車や歩きだったら自由により道をしたりいろんな発見が出来ていい。
彼を見て私は心の中で思うのです。
きみは元気で長生きしそうでよかったねって。
お客様と話しをしていたら対人関係に不安を抱えている
人達が安心して行ける居酒屋があったら、
1人でも行ける場所があったらいいという話しになりました。
私も昔ずいぶんと酒を飲みました。
依存になったら困るけれど、ちょっと夜に1ぱい、
そんなくつろげる所っていいかなって。
いい出会いがあって恋の花がさく、
話しをしてもいいししなくてもいい。
みんなの仕事場としてもいいかなって思います。
なかなか行けないと思っている人が気楽に行ける居酒屋、
そのうちにつくりたいな。財団さんよろしくお願いします。
私達は人生を楽しむ事が必要です。
私の人生はトラブルだらけだった。
今もいろいろあるけれど、これも又いいかと思っています。
この店を開店しようと思ったちょっと前に
苦しみの中に私はいました。逃げたいと。
私の心の中で何かが変わったのです。
つきやぶろう1人からでいい苦しみの
元をかえよう、行ける所まで行こう、
それで楽しいモグラクラブが出来ました。
友達の中に私は綱わたりを鼻唄を唄って
全力疾走しているような人といわれた事があります。
開店した時48才、今動かねば動けない、
みんなの幸せを願っている内に私の回りも幸せになるだろうって。
私が死ぬちょっと前にいろいろあったけど楽しかったと言いたいな。
そしてみんながそう言える人生になるよう願います。
このごろ泥棒が入ったりして、
何度も鍵を確認しなければ不安でしかたなくなったり
ガスをしめたか気になったり、
何度も何度も確かめなければ気がすまなくなってきて、
これって強迫神経症かなって。
ここにボランティアで来る人も私と同じ人がいて、
大変なんだなって思いました。
自分でなってみないと分からない事ってけっこうある。
私は摂食(障害だとは思っていない)をやっているんだけど、
一生やるつもりなのに胃薬を飲まないとやれなくなった。
人にはいろんな癖がある。
それがあんまり酷いと、それだけで一日が終わってしまう。
ちょっとだったら、ガスが気になる事など
火事になりにくいしいい事だってある。
癖もスパイスぐらいだったらみんないいだろうなって思います。
月に今は1度、第2火曜日PM1:00~4:00まで、
子どもさんにあたってしまったり、いいろんな事で悩んでいるお母さんに
ゆったりと本音で話しをする時間を持ちませんかとよびかけています。
私も子どもが小さい時にあたってしまったなと思うからです。
自分の心のゆれをどうする事も出来なくて
子どもにあたってしまった。
今になって後悔するのだけれど、小さな子は
どうする事もできないで泣くか我慢するだけだと思う。
でもね、子どもはなによりお母さんが幸せな時が
一番幸せなんだなってこの会をやって分かったのです。
お母さんが苦しみをはき出してちょっぴり幸せになったとき、
小ちゃな心は幸せいっぱいになってはしゃぎ出す。
もう少し前に分かっていたら、私も良かったなと思うけど、
これからどう生きるかどう見せるか私の謝る姿かなって、
お母さん幸せになって、子どもさんの為に、
そう思うこのごろです。