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ララ

2008-05-04(日) 19:53 | 長沼睦雄

ゴールデンウィークは妻子と愛犬(ララ)が家から来て、こちらで一緒に過ごしています。

こちらに赴任したころは、まだストーブが必要で木々の緑もほとんどなかったのですが、今は桜が満開で広々とした大地には緑一面の草が生い茂り、タンポポが敷き詰められてたように黄色く咲き誇っています。

この広々とした肥沃な大地に育ち、暮らしているためなのでしょうか、この地域の人々に接してみると穏やかで優しい性格の人が多く、家族を大切にしている印象を持ちました。

我が家の愛犬ララはラブラドール・リトリバーのメスです。年齢が10歳を越え人間で言えば70歳以上ということになりますが、まだまだ若い感じです。

生まれてきたときも神経質でひ弱な犬だったらしく、幼児期に我が家に来たときにも、泣いて暴れて大変でした。興奮して動き回ったり靴をかじったりと落ち着かず、当時は犬でもADHDってあるんだと思いました。そのため、しつけ訓練に何度か出して親もしつけを学び、何とか少しは落ち着きました。

小さかった頃はマンションで飼えていたのですが、やがて成長し大型犬になった3歳ころに、同じマンションに住む人に迷惑をかけてしまい、実家の空き家に一人で住まわすことになりました。

食事と散歩は、私が朝晩の通勤の途中に寄って欠かさずやってはいたのですが、さすがに家に一人で置かれて寂しかったのか、離れた当初は目も合わさなくなり自閉症になってしまったと思ったほどでした。

愛犬家に言わせれば虐待していると言われてもおかしくない状態で7年も飼っていたわけで、ADHDや自閉症にしてしまったのは自分たちの育て方が悪かったのだと反省しきりでした。

先日、ララを転勤先に連れてきたほうがよいかどうか、育て方はどうかなどを相談するために、犬の育て方に詳しい親子さんにララをみてもらいました。

当然私のしつけ方や接し方の悪さを指摘されましたが、言われて意外であったことは、ララが私のことが大好きであり、よく私の方を見ているというのです。

私としては、目も合わしてくれないし、会っても喜んでくれないし、言うことも聞いてくれないし、自閉症になってしまったのだと思っていたので意外でした。

ところが、その人が見るとララは実に私が大好きでいっぱいそれを表現しているというわけです。犬はじっと見たりせず、一瞬チラッとみてサインを送り、シッポを振って喜びを表し、私から離れると心細くて私の方ばかり見ている、というのです。

すぐにドッグサインの読み方のビデオと本をいただき見させていただくと、確かにそう思えるようになり、ララを私の転勤先に引き取り一緒に暮らすことにしました。

ラブラドールは特に寂しがり屋な犬だそうで、飼い主から離して人に預けたりすると弱って死んでしまうこともあるそうです。

幸いなことに、一軒家に単身赴任しているので飼うスペースはたくさんあるし、朝晩の散歩は私の運動不足の解消にもなるし、夜も寂しくなくなります。

私としては、これまで十分に接してあげられなかったぶんを取り戻すつもりで、傍においてかわいがろうと思っていますが、臭いがきついことと毛が抜けることに困っています。
最近、私はHSP的な面が出てきて、臭いや汚れに敏感で、アレルギー体質にもなってきているので多少心配です。

今日は、広い河川敷きの芝で遊ばせた跡、入念にララの体をシャンプーで洗ってあげました。いま一緒の部屋にいるのですが、頭を摺り寄せて甘えてきたり、安心して傍で寝ています。

犬は飼い主に似るといいますが、多動で自閉でHSPで自己表現が苦手でと、何故か私そっくりな感じがします。

犬を育てるのも子どもを育てるのと同じなんですね。衣食住を整えてあげることは最低限のことであり、なによりも無償の愛をもって、しかも、ちゃんとしつけて社会性を身につけさせないといけないのですから。

そのためには、親(ボス)として認めてもらえるだけの信頼や技術を身につけなければならず、叱るにしても褒めるにしても、曖昧な態度ではダメなのだと教えられました。

言葉のない犬ではありますが、人の言葉はある程度理解できますし、ドッグサインとしてコミュニケーションもしっかり出しています。

我が家の愛犬もしっかり育てられないようで、育児のアドバイスなどできないですよね。今までを取り返すつもりで、心を入れ替えて、しっかりララをこちらで育てたいと思っています。