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INTO THE WILD

2009-03-07(土) 19:57 | こん

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1992年アメリカ最北部、アラスカの荒野でクリストファーという若者の死体が発見された。裕福な家庭に育った優等生の彼が、なぜ全てを捨てて旅立ち、2年間の放浪の果てにアラスカで最期を迎えたのか。 ジャーナリストで登山家のジョン・クラカワーはこの出来事を綿密に取材し、ノンフィクション「荒野へ(原題:Into The Wild)」を発表、一躍ベストセラーとなった。この「荒野へ」に激しく心揺さぶられたショーン・ペンが10年近くをかけて映画化権を獲得。実力派のスタッフ&キャストが結集し、ついに本作「イントゥ・ザ・ワイルド」が完成した。理想と現実のギャップに悩み、全てを捨てて真実を追い求めた主人公の姿は、見る者すべてに衝撃を与える。 旅の終わりに彼が知った“真実の幸福”とは・・?

いままで見た映画の中でもっとも魂にグサリと来たといっても過言ではない作品でした。
成績が優秀ながら、庶子として生まれ、父親のDVの中で育ち、それらやり場のない怒りが荒野へと旅立つきっかけとなったのでしょう

『旅の終わりに知ったこと』。
この若者クリス。旅の過程で様々な人々と出会い、短い期間ながら共に過ごすのですが、その知ったこと(むしろ気づいたことと言いたいが)が、常にそこここにあったのに、なぜ飢え、毒におかされた状況の中でしか気付けなかったのか。

気付くのは飢える前でした?

確かに、アラスカへ行くという目標があったからだとは思う。 けど、それらもひっくるめて彼自身の力がすべて外に向けられていたため、その『知ったこと』そのものの存在すらわからなかったのだろうと思う。

実際、反抗期というのは子どもと大人、それぞれの社会のギャップを吸収するためにも必要なことだと思うんだけど、そのあまりの力が、その環境が、こういう結果になってしまったのはとても切ないですね。

淵に立ち、力を出す事をやめ、過去を想い、そして、受け入れることで彼は気付くのでした。

生き方に悩んでいたり、自分探しをしたいと思っている方は、ぜひご覧になってみてください。そしてただ見るだけでなく、自分の過去を想い、感じることで何かを見つける事が出来るかもしれません。

続く